遠い日風はあおあお

ヴァレンティーノ・ロッシがGPにデビューした頃、「僕がビアッジのような性格になったら誰か言ってくれ。ライダーを辞めるから。」と言っていた。どうやら新人の彼は当時全盛だったビアッジからレストランで嫌がらせをされたようである。


月日が流れ、何度もチャンピオンになったロッシは我が世の春を謳歌。美少年だったのも今は昔。無精ひげとくるくるパーマで汚くなった外見はすっかり凶暴なお猿さん。そして性格は当時のビアッジもかくやの荒れっぷり。
ルール違反もなんのその。きっと誰も何も言わないし、言えないのね(=∀=)。


得てして「悪いところがあったら誰か注意して」という人間は、本当に注意するとそれを認めないものです。逆切れしたり、悪態をついたりするものですよ。


さて、今週末は茂木で世界選手権があるようですが、どうなりますか。でもさ、レースって公平に行われなかったら意味ないと思うんだよね。