そこにいるだけで苦痛、疲労困憊

アタシは婦人系の病気を抱えているので、一生病院には通わなければならない。婦人科というのは、大体どこでもいやな思いをするのだ。普通の病院と違うのだ。

そもそも婦人系疾患なんてデリケートな問題なのに、女医がいない。開業しているのは大学病院に疲れたおっさん医者ばっかりなのだ。
当然のように次の来院日を平日に指定してくる。仕事があるのでなるべく土曜日にしたいというとキレる。
「貴女のような人は大きな病院では勝手にしなさいといわれるでしょうね。」
「ええ、だから日赤に行くの止めたんです。」
「うちのように小さい病院は患者の都合に合わせるより仕方ないですけどね。」

仕事していると言っただけなのにね。平成のご時勢、主婦だって仕事してますよ。この病院だって平日の昼間、客アタシしかいないのに。どうしてなのか考えたことあるのか、馬鹿医者。世の中そんなにニートとヒマ主婦ばかりだと思っているのか。


どうして女は子供を産まなくなったのか?
だったら婦人科行って見れば?特に産科と待合室が同じ病院に行けば、拷問の待合室。
3時間待って診察時間5分の大病院。
少しでも自分の思い通りにならないとキレる町医者。
世間の常識が少しも通用しない医者の常識に付き合わされる苦痛。
相談はない一方的押し付け診療。
そこに一生関わらないといけない精神的苦痛込みで。

あーあ、また新しい病院を探さないとな。
一から自分の病気を説明して、こういう治療を望んでいるって説明して。面倒くさいがあのやぶ医者とあと30年付き合う自信はない。