青いバナナはブルーハワイ味でした(;´д`)。

久しぶりに上野に行った。
好天とGWで物凄い人出でしたよ。よくぞこれだけ人間が沸いて出てくるものか、と。


今回のお目当ては、東京国立博物館で開催中の「最澄と天台の国宝」。
天台宗のこういった催事は今まで余りなかったとあって、力が入っていました。全国に散らばる天台のお寺や個人、法人等から多くの出品がされていました。
重文、国宝クラスの物も結構あり、かなり充実した展覧会だったと思います。


実は現在、日本には本当の意味での国立の博物館はないらしい。東京、奈良、京都の日本三大国立博物館も実は独立法人。『小泉改革』のおかけで独立採算制で経営努力をしていかなければいけないのだとか。
だから、万が一の時には貴重なお宝が散逸してしまう危険性もあるわけで。
三大博物あたりは心配ないでしょうが、地方の小さな博物館なんぞは、展示物も豊富ではなく、貸し借りもままならず、経営が大変なところもあるようです。


イージーに客を集める展示をする一方、貴重だが地味なお宝なぞは見向きもされず、転売されたり、仕舞いっぱなしなんてことにもなり兼ねないわけで。
館長の「経営方針」によって、色々変わってくるみたいですけんどね。


そーいや、テレビでやっていたこともあって、先月に行った「ナスカ展」は更に大変な事態になっていましたよ。
午後二時時点で、入場に30分待ちΣ( ̄□ ̄;)。
当時でさえ、混雑でショーケースの中がろくに見えなかったのに、今日なんかどんなになっちゃっているんでしょうね。