ラムゾフェルゾと呼ばれた男

アメリカ人の良く分からないところは、昨日まで個人攻撃の大バッシングだったのが、今日は握手してにこやかに話なんかしているところだ。
これが政治家で大人の対応だと思われているのだろう。人に弱みを見せず、間違いを認めず、責任転嫁をしてでも自分を正しいと信じつづけることこそ正義なんだろう。
これじゃ精神を病む人が多いのも分かる気がする。自分に対して自分の言い訳すらできないもの。過去の積み上げもない、刹那の正義。つまりナンセンス。
そんなんで正常でいられるのは、よほどのナルシストか自己中か思考能力ゼロの生き物だけだろう。


で、イラク政策の失敗の詰め腹切らされたのがラムズフェルド国務長官。哀れ更迭の憂き目に。その解任会見がまた凄い。
「21世紀始めの戦争はよくわからなかった。」国の軍事最高責任者としてはけだし名言ですな(ΦωΦ)。

在任期間中は終始意味不明発言で周囲を戸惑わせ、分からないことが分からないとか本当に訳のわからないことをいっぱい言っていた。
もうこの迷言が聞けないのかと思うと残念でなりません。