中央線、本当のパラレルワールドは西荻窪

今日総武線で隣に座ったオデブちゃんは、使い古したてんぷら油の臭いがした・・・


そして今日も本物のキチガイを目撃す。車窓に映った自分の姿を見ながら熱唱する30女・・・ヾ(o゜ω゜o)ノ゛。
ヘッドホンからの音はダダ漏れ、口パクではなく喉からも音もダダ漏れ。もちろん人々は迷惑そうに女を見るが、本人は周囲の視線をまるで感じておらず、自分の姿を凝視。瞳は潤み、完全に自分の世界。
お前の歌は聞きたくない。
金貰ったってごめんだよヽ(`Д´)ノ。


それにつけても西荻窪はエライですよ(゜∀゜)。天ぷら臭のオデブちゃんも熱唱キチガイも酔っ払いも、すべて受け入れる懐の広さです。さすがは23区最果ての地。むしろ吉祥寺や三鷹の方がステイタス。
それでも区内にこだわりたい、壊れかけた人々の住む町。都会でもない、田舎でもない、気取ってない、お洒落じゃない、名所もない。だがひたすら人口だけは多い。
休日には快速は通過。シュールな悲しみと虚脱感が混在、意地とプライドの終着駅。
ダテに「にしおぎ」と呼ばれてません。・・・でもアタシは遠慮っす(;´∀`)。